~鉄道信号の種類~
2024/11/03
皆さんこんにちは。ブログを見ていただきありがとうございます。
今回は私たちが仕事で扱う鉄道信号の紹介をします。
一口に鉄道信号と言っても様々な種類がありそれぞれ役割があります。
今回はその中から主信号機を紹介いたします。
1.閉塞(へいそく)信号機
皆さんがよく目にする駅と駅の間にある信号機です。
信号機と信号機の間を閉塞区間と呼びこの1つの閉塞区間の中に複数の列車が入れないようにすることで列車同士の衝突を防いでいます。
2.出発信号機
駅などの停車場より列車が出発することの可否を示す信号機です。
皆さんがよく耳にする「出発進行!」という言葉は本来この出発信号機が「進行(緑)」を示していることを確認したときに運転士が喚呼する言葉です。
3.場内信号機
駅などの停車場に列車が進入することの可否を示す信号機です。
閉塞信号と違い出発信号と合わせてこれらの信号機は駅の管理下にありこれに逆らって無閉塞運転をすることは許されない「絶対信号機」と呼ばれます。
4.入換信号機
駅や車庫構内の入換する車両に対して使います。
JRでは三角形の白いランプが3つある信号機です。意識していないとあまり見かけないかも知れませんね。
5.誘導信号機
場内信号機や入換信号機の下部に設備され、車両連結の為に1つの閉塞区間に2つ目の車両を進入させるときに使います。
JRでは白いランプ2つが斜めに付いているタイプ、関西私鉄では白か黄色いランプ1つの形です。
使用条件が限られるため見かけることが少ない信号機ですね。
以上5種類が主信号機と呼ばれる信号機です。
これらの信号機を工事した後に現場を通りますと、「あの信号機の作業したなぁ」と感慨深い気持ちになることもあります。
私たちが工事で取り扱う信号機に少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
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隅田電気工業株式会社
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電話番号 : 06-6792-3556
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